ヨーグルトの整腸作用

ヨーグルト

ヨーグルトは古くから存在し、乳酸菌を発酵させたヨーグルトを摂取することは、胃腸の働きの活性化につながることはギリシャの哲学者やエジプトの文献にも登場します。

ヨーグルトの乳酸菌が生成する有機酸や酵素は腸の活動を刺激し、ぜん動運動が活発になることから腸に滞留していた便が排出され便秘や下痢を改善する整腸作用につながります。

人間の腸内には共存している腸内細菌が存在しその細菌の共存関係を腸内細菌フローラ(腸内細菌叢)と呼んでいます。

この腸内細菌との共存関係は生後すぐに始まり、自分に合った菌が定着し生息している菌の株や種類は人によりバランスが違います。

人間の免疫に排除されずに共存、定着している菌を、常在菌と呼び、体内に入って一定期間滞在した後で体外へと排出される菌を通過菌と呼び区別されます。

善玉菌を定期的に摂取

腸に常在している腸内細菌でも人体に有益な菌は善玉菌と呼ばれ、乳酸菌やビフィズス菌がそれにあたります。

便通の改善などをしたくて乳酸菌を摂取するためにヨーグルトを食べても、全ての乳酸菌が腸に定着できるわけではありません。

ヨーグルトの乳酸菌は、ほとんどが通過菌としてしばらくすると便として体外に排出されます。

また、店頭で売られているヨーグルトに含まれている乳酸菌は、胃酸や胆汁酸により多くが生き残れず死んでしまいます。

しかし、死滅した乳酸菌の成分は、腸内に住む常在善玉菌のエサになるので、結果的に善玉菌を増やすことに貢献しているのです。

胃酸などに耐えて生き残った乳酸菌も常在菌に排除されますが、一時的に腸内で生き残れますが常在菌になれるわけではありません。

つまり整腸作用を目的として乳酸菌を摂取する場合は時々ではなく毎日摂取した方が効果的なのです。

腸に届く強い乳酸菌とは

ヨーグルトに含まれるほとんどの乳酸菌は胃酸に負けて腸まで届きませんが、胃酸に負けない強い乳酸菌も有り代表的のは、ビフィズス菌、有胞子乳酸菌(ラクリス菌)、植物性乳酸菌がありこれは胃酸や熱に負けずに腸まで生きて届きます。

人間の腸は、酸性に保たれていますが食生活やストレスなどにより腸内環境が悪化すると悪玉菌が増え、悪玉菌の代謝物が腸をアルカリ性にします。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、その代謝物が有機酸と呼ばれる酸で、腸を産生に保ち悪玉菌を抑制します。

そのほか、乳酸菌の代謝物である乳酸や酢酸は有機酸と呼ばれ、腸の蠕動運動機能を高め、消化吸収能力を上げて、腸内のバランスを改善します。

乳酸菌が産生する乳酸や酢酸は、善玉菌を増やし腸に刺激を与え免疫力を向上させるので、便秘解消にも役立ちます。

ヨーグルトのデメリット

ヨーグルトは、カロリーが高く脂肪分や糖分も高いので、太ってしまいます。

太らないで善玉菌を摂取したい場合は、カロリー脂肪分がほとんど無いサプリメントなどがおすすめです。

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