細菌についての基礎知識

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「細菌」とは一体何でしょうか。

よく細菌とウイルスは同じだと思っている人も多くいますが、2つは全く違うものです。

ここでは細菌について基本的なことをご紹介しましょう。

細菌(バクテリア)ってなに?

細菌と言われるよりも、バクテリアと言われた方がなんとなくイメージができるのではないでしょうか。

人間は約60兆個ある細胞から出来ていますが、細菌は1つの細胞から成り立っています。細胞に核を持っておらず、球状・桿状(細長い棒状)・らせん状の3種類があります。

大きさは0.1~10ミリミクロンと言われ、約1000分の1mmなので肉眼で見ることは難しい為、観察には顕微鏡を使用します。

細胞があるのでエネルギー源さえあれば、自分で細胞分裂を繰り返し増殖します。

生物に感染しなくても一定の条件が揃えば増殖ができるため、調理された食品内でも増え続けます。ほとんどの細菌が抗生物質に弱いです。

細菌の分類法

細菌の分類法として主なものが2種類あります。

①好気性菌と嫌気性菌

酸素呼吸をしながら有機物を分解する麹菌や納豆菌は、酸素がないと生きていけない代表的な好気性菌です。

一方で嫌気性菌は酸素があると生きていけない絶対的嫌気性菌と、乳酸菌や酵母菌のように酸素があっても生きていける条件的嫌気性菌があります。

②グラム陽性菌とグラム陰性菌

グラム染色はデンマークのハンス・グラムという学者によって発明された、細菌を色素で染色することによって分類する方法です。

細胞壁の構造の違いによって染まる色が違い、紫色に染まるブドウ球菌や乳酸菌をグラム陽性菌、赤く染まる大腸菌やサルモネラ菌をグラム陰性菌と呼びます。

ウイルスについて

細菌とよく混同されるウイルスについても少し触れておきましょう。

ウイルスは微生物の中で最も小さく、細胞がありません。

タンパク質と核酸から出来ている粒子なので、自分の力で増殖することはできません。そのため他の生物の細胞に感染して増殖を図るのです。

細菌には抗生物質が有効ですが、ウイルスに感染した場合には効果がありません。

まとめ

「菌」と聞くと「ばい菌」などの言葉があるようになんとなく嫌なイメージがありますが、細菌は分解をすることでずっと昔からこの地球の環境を整えてきました。

細菌の中には私たちにとって悪い細菌ばかりでなく、もちろん良い細菌もあります。私たちはどちらの細菌とも上手く共存していくことが大事なのではないでしょうか。

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